調べ物した結果

現役SEが仕事と直接関係ないことを調べた結果とか感想とか

読書感想文。アジャイルプラクティスよんだ

読んだ本

アジャイルラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
https://www.amazon.co.jp/dp/B01IGW59FY/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_fzK7DbB8Q4M9A

いやー、おもしろかった。面白かったんだ。
この本を読むきっかけになったのは以下URLより。
https://dev.classmethod.jp/book-review/books-to-read-to-get-started-with-agile-development/
素敵な本に会えました。大感謝!。

単に面白いだけじゃなんにもならないでしょ!


ということで、僕がこの本で何を感じたかを書いていく。
この本のおかげでおぼろげながら今まで疑問だった部分がはまってきた感じがしてとても良い体験ができた。ありがたや。
全編を通して、タイトルの通り進めていくのだけれど、
僕にとっての「アジャイル」がだいぶくっきりと見えてきた。
ついでのようにTDD、CI、オブジェクト指向。そこら。全部がそうとは言わないけど、
なんとなしに「流行りもの」というイメージが若干ありはしたんだけど、
等しく「価値をユーザに届けるには」という部分にかかわっていると感じられてすごくよい感覚を得られた。
上の辺り、どうにも懐疑的で踏ん切りがつかない人は読んでみるといいと思う。
そこまで難しく考えることでもないんだろうけどね。2,3時間もあれば読める。ざっと読めば。

新しい発見はあったか?


本を読んで得られるのは「新しい知識」「新しい世界」だと思っている。なんにしても。
知識の面ではどうなかぁ。やってはいた。できてもいるなぁということもあった。
僕でそうなのだから、さして発見がない人もたくさんいると思う。
何となく「アジャイル」で進めているけど、どうにもしっくりこないとか、
これから始める人にはよいと思う。すごく。


ここからは章別の感想。

2章 アジャイルの初心


プロフェッショナルってなんだろうね。ということを再度考えさせられた。
僕の解釈としては冒頭にも示している通り「価値を届けること(継続的に)」にあると思う。
ここを真ん中におく。その上での議論や行動が活発になるといいなぁ。
そうであれば「アジャイル」でなくてもいいはずだ。きっと。節々に出てくる「バランスが肝心」というのは
そのことを示していると思う。たいていの場合、今は、アジャイルであるほうが良いとしているけど。といった含みを個人的には
感じた。かってな思い込みのような気もしないでもない。とにかくゴールはぶれないようにしないとね。

応急処置は泥沼

というのは色んな人に見てほしい。泥沼に住んでいる人間からすると特に。
泥沼というけど、それはそれで楽しさはあるんだけどね。

3章 アジャイルさを育む


はぐくめ。で終わらないところがポイント。どうして。なんで。
くどいようだけど「価値を届けること(継続的に)」ゴールは変わっていない。

4章 ユーザーが求めるものを提供する


継続的インテグレーション。およびデリバリー。この辺りで出てくる。
やはり「価値を届けること(継続的に)」が目的。
だれにとって?といえばそれはユーザなんだけど。エンドユーザなのか顧客なのか。これは正直迷うなぁと思ったりもした。
僕としてはエンドユーザーのためのシステムでありたいなぁ。
何にせよ「求めるもの」を明確にする必要はあるだろう。けど不明瞭なんだよね。大抵。
だから継続的に・・・そういう話だと思う。思ってる。

5章 アジャイルなフィードバック


この業界、効率化がどうのっていってる自社のシステムがボロボロというようなことはよくあるんだけど。
フィードバックとしては「自分たちで使う」ってのがやっぱりてっとり早いよなぁ。と思った。

よくよく話題にのったりするけど、よそに開発を任せるというのもそれはそれでリスクかかえてるな。
客を巻き込め。自分たちが客だとなおよい。そうね。難しいところはあると思うけど。

6章、7章, 8勝


いずれもコーディングを取り巻く環境。その他もろもろ。
そんなに真新しい驚きもなかったけど。今一度振り返ってちゃんとできてるかなーという気付きにはなった。
全部できてはいない。もう一度締めなおして少しずつやれることを増やさないと。

おわりに


次はなにを読むか。先のURLに従って
https://www.amazon.co.jp/dp/B00J1XKB6K/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_W4K7DbHPKKAYZ
このへんか。いや、しかし面白い本ってためになってなくても満足しちゃうから困るなぁ
困らないけど。困るなぁ。
どうにも計測しづらいからどうせなら面白いほうがいいんだけど。

面白いが優先してるときはどうも頭の違うところが回転している気がするんだよな。
前側?(どっちかというと横?)苦しい時はだいたい後ろ側?と前側の前の方。
いい感じにコーディングできてるときは前から後ろに流れてる感じがあるから、
あえて批判するならもうちょっとこう、頭の後ろ側にアプローチが欲しかったなぁ。すんなり入ってきすぎというか。
腑に落ちすぎてる?たぶん理解できてない。そんな感じ。ブログに書いてどうにか