調べ物した結果

現役SEが仕事と直接関係ないことを調べた結果とか感想とか

生涯学習の理論―新たなパースペクティブ 第3章の感想


こんばんみ。たまには読書の感想でもと思って書く。ほぼ解釈ふくめて自分用のメモ

読んだ本

これでござい。これの3章のところがいい感じに刺さるというか、記事にできそうだったからここにした。
https://www.amazon.co.jp/dp/4571101562/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_pC0AFbV9CJFMJ @amazonJP
※まだ読んでる途中なんだ。

であった経緯

どの記事だったか忘れてしまったが適当巡回している
www.igaku-shoin.co.jp
に「生涯学習」なるフレーズを目にして「学習の学習」ってのも当たり前のように体系化してたりするんだなー
とおもって適当にグーグル先生で検索して簡単そうな本ということでゲットした。

3章のぽいんと

キー・コンピテンシー。これに尽きる。つきるんだけどこれがとてもよいと思った。
いわゆる「読み・書き・計算」とは異なる能力で人生を成功に導く重要な能力のセット。ということ
ここだけ聞くと胡散臭いんだけど。
そのまま抜粋すると

特定の問題状況に対応するため、知識や技能,態度を含む多様な資源を活用し、動員して、複雑なニーズにこたえる力
※引用元:生涯学習の理論―新たなパースペクティブ P55より抜粋

ばっちりと仕事の内容にささるわけです。SEなんて問題解決がメインなんでね。

3つの力

キー・コンピテンシーの核となるものは「考える力」だそうで。どうやらこの分野は適当に切り抜くと怪しげになる傾向があるように思える。
考える力を中心に3つの分類がある(3つの分類を総合して「考える力」とするわけだ。と解釈)

・相互作用的に道具を用いる
・異質な集団で交流する
・自律的に活動する
の3つ。よくわかるんだかよくわからないんだか。本の中ではこの3つが「必要な理由」及び「具体的な能力」について書かれている。

相互作用的に道具を用いる

ここでの「道具」は対話のための。とついてくる。相互作用的というとちょっとふわっとするんだけど。
ようは読み書きも「対話」のためのツールだしそれを自覚して使えること。知識や情報、技術なんかも「対話」の道具として取り入れて使えること。
伝達もそうだけど情報を正しく整理する(情報源の信頼性とか。そういったことが判断できる)とかそういう話。なるほど合点「考える力」だね。という感じ。
雑にいうとコミュニケーション力。とかいう奴になると思う。なるとおもうけどあの言葉は範囲が広すぎる。本書ではもう少し具体的にこーゆうことができること。ってのが書いてあってよいな。と思った。
けど最終的な解釈がコミュニケーション力になってしまってこの記事を書いてる最中に結びついてしまったので、もう他の人と会話をするときに「コミュニケーション」がさす言葉が僕と他の人で食い違ってしまうと思う。

異質な集団で交流する

まぁ、これに関してはそのままといえばそのままで。相手の立場に立ったものの考え方や共感力なんかを発揮して他社とのかかわりからも学習できるようになるといいね。
という風に解釈した。個人的に具体例に挙がっている「基本方針に従う力」が若干あやういな。と反省したりもした。まーあとは争いをしずめたり、いい感じに落としどころを見つけたりとか。
もしかしたらこれもコミュニケーション力なんじゃ・・・万能すぎてあぶないですね。

自律的に活動する

自分のやるべきこと。を客観的に評価してうごけること。というように解釈している。成人学習については学習を通したアイデンティティの確立。というのも目的にあるので、まーそーゆーこと。
先の二つに比べると僕はこの力が弱い傾向にあるなと思う。自己認識やビジョンが甘いな。といったところ。

計測とかできないの?

PIAACなるものがある。あるにはあるし、実際に使われているらしいが本書が2011年発刊ということもあり今現在の主流ちょっとわからない。
またどうやってこの「考える力」を強化するのかは本書ではPIAACの結果を受けてから考えるっぽいことを書いてあるのでなし。最新の情報を漁るとあるかもしれない。

さいごに

キー・コンピテンシーでうたってる

特定の問題状況に対応するため、知識や技能,態度を含む多様な資源を活用し、動員して、複雑なニーズにこたえる力
※引用元:生涯学習の理論―新たなパースペクティブ P55より抜粋

はSEの必須技能というか。もちろん他の技能もいるけどこのベースの上に立っていると思う。僕がパッケージ開発ばっかりやってるからというのも大いにあると思うけど。
この辺は何となくでやっていたけど、ある程度方向というか指針があってよいと思った。自己判断および周りのプロファイルにも使えそうな内容で読んでよかったなぁ。と感じている。
とりあえず最後まで読んでみようと思う。キー・コンピテンシーはもうちょっと掘り下げてみてみたいなーなど。

あとは僕はこの2020年にこーゆー考え方をしったのだけど。みんなこれ知ってて動いてたのか・・・?というなんか知っといて当然間のある内容でもあったので、
ようやくスタートというか追いつけたというか2011年にもどったというか。というところでおわり。