読書感想文。ファスト&スロー(上)~第1部の途中~
読んだ(途中の)本
ファスト&スロー(上)
https://www.amazon.co.jp/dp/4150504105/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_YwvYDbDRVE9DE
ひとまず感想
本書は4部構成になっていて、この感想は1部の7章まで読み進めたところ。
本書のタイトルにもなっている(きっとそうだよね)。
速いとか遅いとか何のこっちゃ。というのを例を交えながらゴリゴリとつぶしていくのが第1章。
とはいえ「あるある」な内容で、スコスコ落ちていくので読みやすいほうだと思う。
結構読んだなーとおもったら思ったよりページ数が進んでいなくて、進捗は芳しくないかもしれない。それでもストレスはなかった。
この題材で読みにくかったら嘘だとも思うけど。
何かと最近話題な?認知バイアスとか、ヒューリスティックがどうの。って部分が
大分腑に落ちてくれると思う。落ちるだけかもしれないが。
それでもある種の解としては機能するかなぁ。といった感じ。
詳しくは色んな分野を勉強しないと理解できないだろうから、この辺でとどめておくのがいいのかなぁとも思った。
ADHDとか、アスペルガーとかその辺との関連って。
本書では思考についていろいろ名前がついている。
めちゃ早い勘違い野郎のシステム1と、そいつをなだめるシステム2。
ちょこちょこ各システムの特徴がふれられる。副題のADHDとかその辺との関連は今のところでてきていない。
デリケートというか、分野が違うだろうからこれからも出てこない気がする。
ただ読んでて非常に気にはなった。
・注意の欠落。とか
・(なんとなく空気を読んで)判断する。
とか。システム1、2あるいは両方の機能が一部欠けてしまっているのかなぁなんて。
https://funmatu.wordpress.com/2007/09/20/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4%E3%81%A8%E3%81%AF/
そのものずばり、システム1が機能していない。とも書いてるサイトもあるが。
システム2の抑制が強すぎるのか?特徴から考えるとシステム1は動いているけど、
システム2の抑制が強すぎてシステム1が自由に活動できていない感じを受ける。
逆にADHDの方はシステム2が怠けすぎてる感じかなぁ。
ぜひともこの辺を詳しく突っ込んでもらいたいものだが。本書ではきっと出てこない。