調べ物した結果

現役SEが仕事と直接関係ないことを調べた結果とか感想とか

読書感想文。ファスト&スロー(上)②~全部よんだ(1週目)~

感想

全部読んだから、ただの感想。

おすすめ度合い


全方位的におすすではある。というかここを前提に話ができないと
つらい場面もでてくるのではないか。という印象。
思考であったり、統計であったり。その知識があっても実は
ということが書かれているので自身があるし僕はいらないや。みたいな人も読んでみたらどうかな。と思う。
もちろん全然知らない、知識がなくても読めるようになっている。私は後者だし。

前々から、感覚的にはあったけど、どうなんだろうね。本当のところは。みたいな疑問が保管されたようなされてないような。
補完されるのは勝手な思い込みなんだ。都合よく作られたストーリ。
そうか、これは思い込みか。ふーむ。ってなる。そんな感じ。

頭にびりびり。かしゃーん。って感じではめ込まれるような印象はなかったけど、
すいすり刷り込まれていくような感じ。たぶん、そのように書かれている。きっと。

タイトルについて


タイトルのファスト。スローは思考の話で、ややこしい感じもなく
早々に、システム1、システム2という名前で親しみを持ちやすいように攻め込んでくる。

構成について


一貫して学術的な「~~という性質があって~~だよ」という説明は短めに、
読者の生活の中にある認知はその他例題が盛り込まれていてなるほど納得。となりやすい。
読みやすいことは読みやすいが、終始その状態なので後半は少々飽きてくる。
センセーショナルな内容や新しい気付きも後半になるにつれて減ってくるように感じた。

下巻かうの?

かう。11月は本買いすぎたらから12月購入に回す。

あんまり全部おぼえてはないけど


ライミング、アンカー、平均への回帰、専門家の判断。
この辺りは心に入れておきたい。いつどんなことに対しても疑わなけれb。数字を信じよ。信じるな。信じよ。そんな感じ。
プログラムされたものの安定性と、人チェックの危うさの説明にもなるか。そんな感じ。機械を信じよ。信じるな(ry
プレゼン等、悪意がなくても悪用できそうで恐ろしい話だなぁ。認知認知。

感情に関する考察もよいなぁ。と思った。個人的に何のためにあるのかいまいちわかってない「感情」だけど、
これを読んだ感想としてはシステム1、2の都合の良いハッシュのような扱いを受けてて「ほえぇ」ってなってた。
が、これぐらいの理由なんじゃねーかなぁ。と逆に納得もできた。
まぁ、よんでほしい。べらぼーな値段でもないし。1章だけでも。